ちらちらっ・・・
片隅から失礼します。
風邪で長らく蟄居いたしておりました泉美です。
ライジングの神話も生放送も延期していただきまして、
おかげ様で、すっかり良くなりました。
咳がとにかく長引いて、まるまる10日もかかってしまいました。
いろいろな予定を無理に変更してもらうことになり、
今後は体調管理をしっかりしなければなりません。
ちょうど風邪中に引き受けていたシナリオの仕事を
今朝なんとかクリアして、また燃えてきた!
火曜日には、またまた激しく脱線した面白い神話で
ライジングを盛り上げます。
蟄居中は、アマゾンの便利さに心底驚嘆してました。
夕方、布団のなかでiPadを使って本を注文すると、
「お急ぎ便」とかいうシステムで、翌日の正午には
玄関先へ配達の人が持ってきてくれるという。
どんだけ引き籠りに優しいんだよ。
こりゃ地元の本屋さん対抗できないよね……。
こりゃ地元の本屋さん対抗できないよね……。
いろいろ読んだけど、ブログで紹介できそうなのはこの4冊。
◆矢部宏治「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」
最悪の事故を起こした日本が、なぜ原発を止めない?
戦後70年たつのに、なぜ米軍が首都圏上空を支配している?
“普通に”考えればおかしな状況を日本人は変えられない。
とにかくわかりやすく論じられていて、読みやすかった。
非常に勉強になり、なおかつ納得させられる部分が多かった。
◆藤倉善郎「『カルト宗教』取材したらこうだった」
著者には、私みたいなふざけたところがあって、
それが時々イライラッとくるんだけど(自分の軽さと似てるから)、
だからこそ取材してしまったヘンテコ教団の話がいっぱい。
思わず大爆笑して咳き込んでしまうものもあった。
だからこそ取材してしまったヘンテコ教団の話がいっぱい。
思わず大爆笑して咳き込んでしまうものもあった。
岡田斗司夫之命を教祖とする集団も、いずれ取材してほしい。
◆タミム・アンサーリー「イスラームから見た『世界史』」
実は2月初旬に購入したのだが、どうしても途中で
眠ってしまい、道場当日までに完読ならなかった本。
アフガニスタン出身で米国在住の著者は、自分の育った
中東の歴史視座を持ちながら、米国で“西欧版の”世界史の
教科書の主要執筆者であるという奇異な人生のひと。
・・・実はまだ半分しか読み終えてない。時間がかかるが
知っておきたいので枕元に置いてある本。
・・・実はまだ半分しか読み終えてない。時間がかかるが
知っておきたいので枕元に置いてある本。
◆常岡浩介「イスラム国とは何か」
最近よくテレビで見かける常岡氏の新刊を読んでみた。
著者はイスラム教徒で、イスラム国と直接パイプを持つらしい。
イスラム国の内部事情や、他の過激組織との軋轢、支配地域の
住民感情などが非常にくわしく語られていた。
イスラム国の内部事情や、他の過激組織との軋轢、支配地域の
住民感情などが非常にくわしく語られていた。
私には、「テロに屈するな!」と米国追従する人間を嫌悪するあまり、
その反動で、反米精神が盛り上がり過ぎて、
その反動で、反米精神が盛り上がり過ぎて、
胸中で妙にイスラム国を擁護したくなる現象が起きることが
あるんだけど、この本を読んでいるうち、
そんな反動だけで物事を決めつけるのではなく、
バランス感覚を持たないといけないなと思うようになった。
バランス感覚を持たないといけないなと思うようになった。